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2008年12月25日(木) 20時26分

文民統制の研修義務化=田母神問題で再発防止策−防衛省時事通信

 防衛省は25日、田母神俊雄前航空幕僚長が日本の過去の侵略行為を正当化した論文を寄稿して更迭された問題を受け、自衛隊幹部にシビリアンコントロール(文民統制)に関する研修を義務付けるとした再発防止策をまとめ、防衛省改革会議(座長・南直哉東京電力顧問)に報告した。
 文民統制の研修は、一佐以上の幹部に昇任する際に実施する。田母神氏が役職・地位への自覚が不十分だったとの認識から「自らの社会的地位を踏まえた言動を行うよう教育する」とした。 

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