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2008年12月25日(木) 20時11分

<新型インフル>患者1例目で発生県すべて休校 文科省計画毎日新聞

 文部科学省は25日、新型インフルエンザに対する行動計画の改定案をまとめた。原則として1例目の患者が出た時点で発生地の都道府県の全学校が臨時休校するという、11月に示された政府の行動計画改定案を受けた。学校と家庭との連絡網の確認や問い合わせ窓口の設置など、対応策の強化を学校設置者に要請することなどを盛り込んだ。

 06年9月に作られた現在の行動計画は、世界保健機関が宣言する世界的な流行度合いに基づいて対策を分類していたが、国内の状況に応じた5段階に整理し直した。一般から意見を募集したうえで、年明けに決定する。【西川拓】

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