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2008年12月25日(木) 09時58分

在韓被爆者が最初の海外申請中国新聞

 改正被爆者援護法の施行で在外公館で被爆者健康手帳の申請・取得ができるようになったのを受け、海外申請の第1号となる在韓被爆者4人の申請用紙が24日、審査を担当する広島市に届いた。

 釜山総領事館から外務省経由で届いた。市原爆被害対策部によると、4人は65—91歳の女性で、日本に来れば手帳が交付される「被爆確認証」を既に所持している。

 この日は3人について市職員が電話で確認を終え、25日朝に同総領事館あてに手帳を送付する。残る1人は代理人による申請のため、1月中旬に市職員が現地に出向いて本人と面接し、被爆の事実を確認したうえで手帳交付となる。

【写真説明】在韓被爆者の申請書類をチェックする市職員

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812250257.html