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2008年12月25日(木) 09時58分

アカハラで島根大教授を停職中国新聞

 島根大は24日、部下の准教授にハラスメント行為をしたとして、50代の総合理工学部教授を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。この教授は事実誤認であるとして、処分決定の無効確認と執行停止を求め、松江地裁に提訴している。

 大学によると、学外からの奨学寄付金受領の書類に准教授が教授の名前を無断で記入したことをきっかけに、教授は2005年6月ごろから06年5月ごろにかけ、准教授に威圧的な言動を繰り返し、抑うつ状態に陥らせたという。処分は22日付。

 教授は10月、大学から懲戒処分手続きをするとの事前通知を受け提訴した。虚偽申告など不法行為があったとして、准教授に1100万円の損害賠償を求める訴訟も起こしている。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812250196.html