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2008年12月25日(木) 16時51分

年末年始国際線は利用減予測中国新聞

 広島空港(三原市)の年末年始(26日—1月6日)の国際線利用者数が、前年より約1割減少する見込みであることが24日、広島入国管理局のまとめで分かった。急激な景気悪化で海外旅行を控える傾向があるとみられている。

 入管によると、期間中に空港を発着する海外便の予約者数は1万2590人(出国6260人、帰・入国6330人)。前年同期実績の1万3923人より少なく、1万6134人だった2年前の実績(12月28日—1月8日)から2年連続減少となる見通しだ。

 渡航先では、韓国が最多で2050人。円高ウォン安の影響で前年同期比約7割増と好調ぶりが際立つ。続いて、中国1450人▽台湾1320人▽米・グアム510人▽タイ460人▽香港310人▽ベトナム160人となり、期間中の便数が前年より多いタイ、ベトナム以外は軒並み減る見込み。

 ピークとなるのは、出国が30日で870人、帰国は2日で1070人とみている。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812250475.html