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2008年12月25日(木) 22時04分

来年導入の新電気料金、最大900円値下げへ…経産省試算読売新聞

 来年から導入される新しい電気料金制度による新料金について経済産業省が行った試算内容が25日、明らかになった。

 日本での原油指標となるドバイ原油が1バレル=45〜60ドル、円相場が1ドル=90〜100円で推移した場合、国内電力10社の5月分の料金は標準的な家庭で月額100〜900円程度の値下げとなる見込み。

 電気料金が値下がりするのは、新料金制度が、原油価格の急落や円高などのメリットを反映しやすくなるためだ。現在の制度は、直近3か月の平均原油価格などが半年先の電気料金に反映されており、原油価格が下落しても電気料金がすぐには下がらない仕組みとなっていた。経産省の試算によると、東京電力の場合、現在の制度が適用される来年4月分は6900〜7000円となるが、新制度となる5月分は6000〜6400円となり、600〜900円程度安くなる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081225-00000066-yom-bus_all