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2008年12月24日(水) 20時32分

自民幹事長、「造反」渡辺氏を戒告処分に読売新聞

 衆院は24日午後の本会議で、民主党が提出した衆院解散要求決議案を自民、公明両党の反対で否決した。

 自民党の渡辺喜美・元行政改革相が党の方針に反して賛成に回った。

 民主、共産、社民、国民新の野党4党は賛成した。

 渡辺氏は採決後、記者会見し、「今の閉塞(へいそく)状況を打開するには解散・総選挙しかないというのは持論だ。処分は甘んじて受ける」と述べたが、自ら離党することは否定した。

 自民党の細田幹事長は24日夕、渡辺氏を戒告処分とした。幹事長職権による戒告は「党則順守の勧告」に次いで2番目に軽く、役職や党員資格には影響しない。

 同じ衆院本会議では、参院から送付された民主、社民、国民新3党提出の雇用対策4法案が自公の反対で否決され、4法案は廃案となった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081224-00000053-yom-pol