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2008年12月24日(水) 20時31分

解散要求決議案 与党反対で否決 渡辺元行革相は賛成毎日新聞

 衆院は24日の本会議で、民主党提出の衆院解散要求決議案を与党の反対多数で否決した。自民党の渡辺喜美元行政改革担当相は、与党でただ1人賛成した。

 渡辺氏は記者会見し「今の閉塞(へいそく)状況を打破するには解散・総選挙しかない。国会議員の原点に立ち返って賛成した」と説明。麻生太郎首相の政権運営について「解散が延びて発言が二転三転する中で、閉塞感が充満している」と改めて批判した。

 一方、自民党の細田博之幹事長は党規律規約に基づき、渡辺氏を党議拘束違反による戒告処分とした。戒告は8段階の処分のうち厳重注意に次いで2番目に軽い。通知を受けた渡辺氏は記者団に「ちょっと肩透かしの感がある」と語った。【三沢耕平、近藤大介】

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