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2008年12月24日(水) 01時09分

<米国>新築住宅販売 91年以来低水準 11月毎日新聞

 【ワシントン斉藤信宏】米商務省が23日に発表した11月の新築一戸建て住宅販売件数によると、季節調整後の年換算で前月比2.9%減の40万7000戸と4カ月連続の減少となった。前年同月比でも35.3%の大幅減で、91年1月以来、17年10カ月ぶりの低水準だった。ただ、市場予想平均(4.2%減)は上回った。

 一方、米不動産業者協会(NAR)が23日発表した11月の米中古住宅販売件数によると、季節調整済み年換算で前月比8.6%減の449万戸となり、前年同月比でも10.6%の大幅減だった。中古住宅は販売価格の下落率が同13.2%安と過去最大を記録するなど、金融危機の深刻化に伴う住宅市場の低迷が続いていることを裏付けた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081224-00000001-mai-bus_all