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2008年12月24日(水) 00時00分

小中の適正人数は「30人」中国新聞

 小中学校の統廃合に向け、広島市教委が設置する「市立学校適正配置等のあり方に関する検討協力者会議」は、1学級の適正人数を、小中学校とも「30人程度」とする方針を示した。

 市教委が実施した市民アンケートでは、小中学校とも学級の適正人数は「21—30人」が回答の4割以上を占め、最多だった。会議の議論を経てまとめた報告書案では、きめ細かな指導ととともに集団活動や競争も確保できる人数として、30人程度と結論付けた。

 1学年の適正学級数については、小学校が2学級以上、中学校が3学級以上と明記する。基準に満たない小規模校の今後については(1)統廃合(2)小中一貫校化(3)学区外から生徒を受け入れる特別認定校化(4)学区見直し—の4つの方法を挙げた。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812240025.html