青森市は24日、普段は地域住民などが行っている通学路やバス停などの除雪作業を公共事業として追加発注し、受注業者には失業者を優先的に雇用させる方針を明らかにした。事業費は約3000万円で、作業を人力で行うことにより、70〜80人の雇用創出を見込んでいる。
市の緊急経済対策の一環で、期間は1月上旬から3月末まで。大型の除雪車は使わず、スコップで雪をかいて手押しの機械で運搬することなどを予定している。
担当者は「市内でも企業倒産が相次ぐ中で、少しでも雇用の創出につなげようと考えた。きめ細かい除雪は、住民サービスの向上にもなる」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081209-206556/news/20081224-OYT1T00724.htm