記事登録
2008年12月24日(水) 23時01分

割引悪用、2年で1億4774万通=差額49億円を請求へ−郵便事業会社時事通信

 郵便事業会社は24日、心身障害者団体が発行した定期刊行物を割引料金で送れる「低料第3種郵便物」制度を悪用した広告目的のダイレクトメールなど1億4774万通が、2007年4月から08年10月末までに郵送された、と発表した。同制度では1部8円の郵便物は、本来の広告目的なら最低41円かかり、損失額は約49億円に上る。同社は発行人の福祉団体や関与した企業に損害賠償を請求する方針だ。 

【関連ニュース】
1億8700万枚追加発行=年賀はがき、2年連続増
幹部4人が報酬返納=「ねんきん特別便」放置で
配達記録郵便の廃止を認可=総務省
利用者還元策を要請へ=配達記録郵便の廃止で

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081224-00000219-jij-bus_all