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2008年12月24日(水) 19時06分

下請けいじめの防止強化=経産省が検討開始時事通信

 経済産業省は24日、元請け業者による下請けいじめの防止策を強化する検討を始めた。景気悪化のしわ寄せが立場の弱い下請け業者に集中しかねないことから、取引慣行や下請け代金の手形支払いをめぐる問題点を調べ、改善策を来年2月下旬にもまとめる。
 産業界代表や学識経験者らで構成する「下請け取引適正化推進会議」を同日開き、議論に着手した。これまでの調査では、下請け業者から(1)注文通りの製品を納入したにもかかわらず製造し直しを命じられた(2)決済期間が長めの手形で代金を支払われ、資金繰りに困っている−といった声が寄せられた。 

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民主党の経済対策関連法案要旨

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