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2008年12月23日(火) 09時59分

新球場の2階席を初公開中国新聞

 広島市は22日、建設が進む新広島市民球場(南区)で、初めて2階席を報道陣に公開した。左翼側のパフォーマンスシートでは、いすを設置する鉄製パイプの据え付けが完了。工事全体の進ちょく率は12月末で85%に達する。

 パフォーマンスシートは、太鼓や笛、トランペットでにぎやかに応援するエリア。最上段はグラウンドから約25メートルで、最も高い位置の席となる。広島東洋カープのファンが集まる右翼側も、年内に出来上がる。

 左翼側と3塁側の2階席の谷間を結ぶように「ゲートブリッジ」が姿を現した。JR山陽新幹線を見渡せる橋上はテーブルが並ぶ観戦ゾーンで、その下が球場に入るメーンゲートになる。

【写真説明】新幹線が見えるゲートブリッジ(手前)。左翼側パフォーマンスシート(奥)はいすの設置を待つばかり

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812230021.html