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2008年12月23日(火) 01時52分

<JR東海>名古屋駅前に高層ビル計画…中部一の高さ毎日新聞

 JR東海は22日、名古屋駅前の新高層ビル建設計画を発表した。2棟のビルのうち1棟は高さ約260メートルで、完成すればミッドランドスクエア(247メートル)を抜いて中部地方で最も高いビルになる。11年度中に着工、17年度までに順次開業する。

 JR東海と日本郵政グループなどが、松坂屋名古屋駅店などの入居している名古屋ターミナルビルと、隣接する旧名古屋中央郵便局の敷地開発について検討、南地区と北地区に分けて基本構想をまとめた。

 南地区(敷地面積約1万1500平方メートル)には50階を超える高さ約260メートルのビル(延べ床面積約28万平方メートル)を建設、事務所とホテル、商業施設、バスターミナル、駐車場を整備する。

 北地区(敷地面積約1万2200平方メートル)に建設する40階建て、高さ約210メートルのビル(延べ床面積約19万平方メートル)には事務所と郵便局、商業施設などを整備する。北地区のビルは12年度中に完成させる計画。

 JR東海は▽両地区にまたがる地上2階に、名古屋駅から南北に貫通する歩行者通路を整備▽地上1階にバスターミナルを集約−−などの「まちづくり基本構想」も明らかにした。平沢純一専務取締役は「今後、各テナントと話し合っていく。駅の北側を含め、さらに活性化する」と話した。【木村文彦】

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