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2008年12月23日(火) 09時59分

郵便局が4年ぶり再開 三和中国新聞

 三次市内で唯一閉局していた三和町の下板木簡易郵便局が22日、4年ぶりに再開した。地元の住民は「また便利になった。地域の核にしたい」と喜んでいる。

 町内の敷名郵便局長などを務めた横田道明さん(69)と妻弘子さん(65)が、旧縫製工場の事務室を借りて開局。オープンした午前9時から、振り込みや切手の購入、小包発送などさまざまな利用者たちが訪れた。

 農協支店などに併設されてきた簡易郵便局は2004年3月で閉鎖した。最寄りの三和郵便局までは約3キロ離れており、車のないお年寄りたちが出掛けにくくなっていた。

 広島県内では現在12局が閉局中。昨年10月の郵政民営化以降、3局目の再開となった。祝日以外の月—金曜午前9時—午後4時に開ける。

【写真説明】下板木地域で4年ぶりに簡易郵便局を始めた道明さん(左)と弘子さん(中)夫妻

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812230009.html