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2008年12月23日(火) 23時13分

<米年率GDP>マイナス0.5% 7〜9月期毎日新聞

 【ワシントン斉藤信宏】米商務省が23日発表した08年7〜9月期の米国内総生産(GDP)の実質成長率の確定値(季節調整済み)は、年率換算で前期比マイナス0.5%となり、先月発表の改定値からの変化はなかった。落ち込み幅は同時多発テロが発生した01年7〜9月期(マイナス1.4%)以来7年ぶりの大きさ。

 約7割を占める個人消費の落ち込みが顕著で、改定値から0.1ポイント下方修正され、前期比3.8%減(前期1.2%増)となった。クレジットカードを使えなくなる消費者が増えるなど金融危機の影響が広範囲に波及した。また、世界的な景気減速で輸出の伸びも大幅に鈍化した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081223-00000065-mai-bus_all