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2008年12月23日(火) 18時29分

イベントに引っ張りだこの“ひこにゃん” 来年も大活躍の兆し産経新聞

 彦根城築城400年を記念したイベントのキャラクターとして誕生したひこにゃん。今や国民的ゆるきゃらとしてアイドル並みの人気で、この1年はあちらこちらのイベントに引っ張りだこで、今夏には産経新聞大阪本社編集局(大阪市浪速区)も訪問。12月には師走恒例となっている彦根城天守閣の大掃除「すすはらい」にも活躍した。

 彦根市では、ひこにゃんのネコの手を借りてあの手この手で市をPR。「真のファン」向けとして発行した“ひこにゃんパスポート”は、彦根城など4施設で使える年間フリー入場券で、市が9月19日に施行したふるさと納税制度で寄付金の受け皿のひとつに設けた「みんなのひこにゃん応援事業」に、一度に5000円以上寄付するともらえる。

 この事業でもひこにゃん効果は絶大で、施行から3カ月足らずの12月15日現在で179件、137万5000円の寄付が集まったとか。

 寄付金は、ひこにゃんが市外に「遠征」する場合の旅費や、着ぐるみのクリーニング代などに使われる。市は今年度、ひこにゃんの遠征費などに約700万円を計上。平成21年度もほぼ同額を盛り込むとみられることから、寄付金の分だけ、ひこにゃんの活動が「活発」になる仕組み。

 来年もひこにゃんの活躍は大いに期待できそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081223-00000565-san-soci