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2008年12月23日(火) 14時17分

空母建造、真剣に検討=「領海権益守る」−中国国防省時事通信

 【北京23日時事】中国国防省の黄雪平報道官は23日の記者会見で、航空母艦の建造について「空母は国家総合力の体現であり、海軍の具体的な要求でもある。中国政府は各方面の要素を総合し、関係する問題について真剣に研究、考慮している」と述べ、検討していることを認めた。「中国には広い沿海部があり、領海の主権と権益を守ることは中国軍の神聖な職責である」と強調した。
 中国の空母については、カナダの軍事専門誌が12月号で衛星写真の分析から上海で建造される可能性が高いと伝え、キーティング米太平洋軍司令官は18日、中国が建造を真剣に考えているとの見解を表明していた。 

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