記事登録
2008年12月22日(月) 19時14分

犯罪予告検知ソフト開発に助成=秋葉原・通り魔事件受け−総務省時事通信

 ネット上の犯罪予告を検知するソフトウエア開発への助成費が、2009年度予算の財務省原案に盛り込まれたことが22日、分かった。東京・秋葉原の通り魔事件で、容疑者がインターネット掲示板に犯罪予告を書き込んでいたことを受け、総務省が再発防止策の一環として要求していた。安心してネットを利用できるようにする環境整備費用(9億円)の一部として計上された。
 助成はソフトの技術開発を進める民間企業が対象で、今後、企業を選定し、3年間行う。開発は、通常とは異なる急激な書き込みの増加や、自殺や殺人予告などの言葉を使ったネット上のやりとりを、言語技術を使って分析し、犯罪につながるような情報認知を可能にするソフトを目指す。 

【関連ニュース】
10大ニュース一覧=時事通信
通り魔事件、過去最多=1〜11月に13件、死傷者42人
1位は「世界金融危機」=社会部長が選ぶ10大ニュース
110番対応を刷新へ=「初動が命」、通信指令強化
1位は「世界金融危機」=10代の重大ニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081222-00000126-jij-pol