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2008年12月22日(月) 10時49分

振り込め詐欺対策を強化=大麻取締法見直しも−犯罪防止へ新行動計画・政府時事通信

 政府は22日午前、麻生太郎首相も出席して犯罪対策閣僚会議を首相官邸で開き、振り込め詐欺や薬物事犯の対策強化などを柱とする犯罪防止のための新行動計画を決定した。政府は総力を挙げて犯罪被害の防止に取り組む。
 振り込め詐欺対策としては、携帯電話の全地球測位システム(GPS)の活用など有効な捜査手法の導入により、詐欺グループのアジトなどを割り出し、組織の首謀者に至るまで徹底摘発する決意を強調。また、被害防止への具体的な取り組みとして、広報の充実により詐欺の手口を社会に広く知らせるとともに、(1)携帯電話を貸与する際の本人確認記録の作成と保存を進める(2)架空口座を売買する「道具屋」を徹底して取り締まる(3)現金自動預払機(ATM)コーナー付近での携帯電話の利用を困難にする−ことなどを挙げた。
 一方、薬物対策として、空港や港での監視体制の強化や国際協力の推進、鑑定技術の高度化などを図る方針を強調。特に、若年層で大麻事犯が広がっている事態を重視し、「取り締まり方策の検討を行う」と、大麻草や乾燥大麻など「製品」の所持は禁じるが、「種子」は規制していない現行の大麻取締法の見直しを検討する考えも示した。 

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