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2008年12月22日(月) 02時02分

<こよみのよぶね>行灯に川と時の流れを重ね合わせ…長良川毎日新聞

 12カ月分の数字の行灯(あんどん)を舟に乗せて川に流す「こよみのよぶね」(実行委主催、毎日新聞社など後援)が冬至の21日夜、岐阜市の長良川であった。

 段ボールを使った作品で世界的に知られる市出身のアーティスト、日比野克彦さん(50)が、夜が最も長い日に1年を振り返ろうと企画した、06年から続くイベント。川の流れと時の流れを重ね合わせている。行灯は高さ約3メートル、幅約2メートルで、1000人以上の市民が和紙と竹ひごで約5カ月かけて完成させた。

 行灯に明かりがともり、幻想的に川面を流れると、川辺に集まった市民らは過ぎゆく年に思いをはせた。【山田尚弘】

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