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2008年12月22日(月) 20時19分

年明けのUSBメモリ接続はシフトキー押下で、JPCERT@IT

 JPCERT/CCは12月22日、冬期の長期休暇前後のセキュリティ対策について注意を呼びかける文書を発表した。インシデント発生の予防や緊急時の対応に関して、連絡体制を事前に再確認するよう促している。また、USBメモリやフラッシュメモリカード、外付けハードディスクなどの外部ストレージを媒介したウイルス感染予防については、休暇中に社外で使用した外部ストレージを社内の機器に接続する場合は、シフトキーを押しながらPCに接続することで自動実行を一時的に無効にすることを推奨する、としている。

 内容を確認する前にウイルス対策ソフトでスキャンを行うほか、デフォルトで外部ストレージの自動再生機能を無効にすることを推奨している。

 休暇明けの対応については、社内で導入している機器やソフトウェアについて、休暇中にセキュリティ更新プログラムが公開されていないかどうか確認することも促している。

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