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2008年12月22日(月) 16時48分

「東京都障害者サービス情報」ホームページが改ざん被害、ウイルス感染もScan

 東京都福祉保健局は12月19日、都が民間事業者に委託し運営するホームページ「東京都障害者サービス情報」において、不正アクセスおよび内容の改ざんがあったことが判明したと発表した。同ホームページでは、障害者自立支援法に基づく指定事業所に関する情報として約5,300件の事業所数や、事業者指定に関する申請書等様式および各種報告様式を公開している。

 不正アクセスおよび改ざんされたページが表示可能であった時間は、12月17日16時17分から12月18日10時8分までであり、この間、事業者検索結果一覧に不正表示が追加されたり、名簿申請様式のダウンロードできる「書式ライブラリ」サイト欄にウイルスをダウンロードさせるリンクが追加されていた。発表時点で、サイトを閲覧した2名からウイルス検知の報告を受けているという。東京都では、12月18日9時15分にホームページの異常を察知し、運営事業者に対し即時のホームページの閲覧停止を指示、10時8分に停止した。被害状況および被害に対する対応策等、詳細については現在調査中であり、安全が確認できるまでの間、当該ホームページについては閲覧を停止するとしている。


【関連リンク】
東京都福祉保健局:「東京都障害者サービス情報」への不正アクセスについて
びわこ競艇ホームページが改ざん被害、BBSの閲覧でウイルス感染の可能性(トランスワード)
Webサイトが改ざん被害、ホームページを停止(JR北海道)
サイトに不正アクセス、閲覧者にウイルス感染の可能性(JA全農)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081222-00000001-vgb-secu