＜山崎拓氏＞衆院解散を条件に民主に協力要請を…ＴＶ番組で（毎日新聞）

2008年12月22日(月) 23時52分

　自民党の山崎拓前副総裁は２２日、朝日ニュースターの番組収録で、０９年度予算案の国会審議について「予算案を早く上げることが景気対策になる。場合によれば、衆院解散・総選挙を条件に、民主党の協力を求めるのが一番良いシナリオだ」と述べ、予算案の年度内成立を優先し、民主党との話し合い解散も検討すべきだとの認識を示した。

　山崎氏は中堅・若手の政権批判の動きについて「党執行部は封じ込めない方がいい。活発な政策論争をすべきで、ものを言わぬ政党になったらおしまいだ」と指摘。その上で「中川秀直元幹事長のような大ベテランは別として、（中堅・若手は）政局にするだけのエネルギーを持ってない」との見方を示した。【田所柳子】

【関連ニュース】
中川秀直氏：次期衆院選前に独自政策出す…ＴＶで発言
民主・小沢代表：解散要求決議案、与党からの同調に期待感
雇用対策法案：衆院否決なら解散要求決議案…民主提出方針
平沼グループ：衆院前に新党作らず
自民県連：「麻生離れ」進む　衆院選の「顔」期待は６割