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2008年12月22日(月) 21時12分

給付金分離、拒めば審議拒否も=「倒閣・解散国会」と位置付け−民主・山岡氏時事通信

 民主党の山岡賢次国対委員長は22日、那覇市で記者会見し、政府が来年の通常国会冒頭に提出する2008年度第2次補正予算案と関連法案について、定額給付金に関する部分を切り離すよう改めて要求した。その上で、政府が拒否すれば「場合によっては(1月)6、7両日の代表質問にも応ぜず、参院では一切審議に応じない態勢になる」と述べ、冒頭から審議拒否に踏み切ることもあり得るとの考えを示した。
 山岡氏は通常国会を「倒閣・解散国会にする」と強調。「2次補正は(憲法の規定で)1カ月で成立するが、関連法案は60日たたないと成立しない。(政府・与党が審議を)強行するなら、使えるルールをフルに使ってでも阻止していく」と述べた。 

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