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2008年12月22日(月) 19時56分

<京成線>電車と盗難車衝突、男性死亡 千葉毎日新聞

 22日午後0時10分ごろ、千葉県市川市北方の京成線京成八幡9号踏切(警報機、遮断機付き)で、京成上野発京成臼井行き普通電車(6両)と軽乗用車が衝突。軽乗用車は大破し、運転していた住所不定、小林栄一さん(43)が全身打撲で死亡した。乗客約30人にけがはなかった。県警市川署によると、軽乗用車は盗難届が出ており、現場付近の国道で接触事故を起こした後、逃走中だった。

 この事故で、同線は約3時間にわたり一部区間で運転を見合わせ、特急を含む上下計76本が運休するなど、約1万2600人に影響が出た。

 調べでは、軽乗用車は11月に埼玉県警吉川署に盗難届が出され、ナンバープレートは12月に千葉県警野田署に盗難届が出された別の車のものだった。軽乗用車は、事故の約1分前、現場近くの国道14号で2台の乗用車に相次いで接触し逃走中で、遮断機が下りた踏切を無理に横断しようとしたとみて調べている。【袴田貴行】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081222-00000078-mai-soci