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2008年12月21日(日) 17時45分

W杯の単独開催招致を表明 日本サッカー協会産経新聞

 日本サッカー協会の犬飼基昭会長が2018年と22年のサッカーW杯開催に立候補する意向を明らかにした。20日に都内で開かれたクラブW杯パーティー終了後、「もちろん立候補する」と明言した。実現すれば02年日韓大会以来2度目、単独では初めてとなる。

 国際サッカー連盟(FIFA)は19、20日の理事会で、18年と22年のW杯開催地を一括で決定することを承認。犬飼会長はまず18年大会への立候補を目指すとしたが「(22年大会と)両にらみ? もちろん。不況だからこそスポーツが頑張らないと」と述べ、時期にこだわらず単独開催実現へ強い意欲を示した。

 50年までの単独開催を目指す日本協会は昨年12月、外部有識者を含む「W杯招致検討委員会」(委員長・小倉純二副会長)を設置し、情報収集などを行ってきた。来年10月に結果が出る16年東京五輪招致への影響を考慮し、表立った活動は控えてきたが、「五輪招致とは別のこと。(FIFAの)ブラッター会長にも前から(立候補の)意思は伝えてある」と犬飼会長。小倉副会長も「来月にも招致検討委を開きたい」と話した。

 立候補受け付けは来年スタートし、開催地は10年12月の理事会で決定する。ブラッター会長によると、両大会には日本のほか、イングランドなどにも立候補の動きがあるという。

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