記事登録
2008年12月21日(日) 00時00分

市民球場で軟式野球大会開幕中国新聞

 「サヨナラ広島市民球場・軟式野球大会」(中国新聞社主催)が20日、広島市民球場(中区)で始まった。初日の一般の部は、広島県内の12チームが出場。はつらつプレーで、来年3月に別れを迎える「聖地」の思い出を胸に刻んでいた。21日は学童(小学校)の部がある。

 選手は緊張気味の表情で、広島東洋カープが激闘を繰り広げたあこがれのグラウンドに立った。ユニホームを土で黒く染めながら、白球を追っていた。5イニング制の試合後は土を袋に詰め、グラウンドで家族と記念撮影をして別れを惜しんでいた。

 大会は現球場に感謝し、南区に建設中の新広島市民球場への期待を膨らませる目的で開催。出場チームは公募した。21日は午前9時から、県内12の学童チームが出場する。

【写真説明】「真剣に、楽しく」。あこがれのグラウンドで熱戦を繰り広げる選手たち

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812210016.html