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2008年12月20日(土) 13時28分

「ビルマの竪琴」のモデル、中村一雄さん死去スポーツ報知

 小説「ビルマの竪琴」の主人公、水島上等兵のモデルとされる僧侶の中村一雄(なかむら・かずお)さんが17日に老衰で群馬県川場村の病院で死去していたことが20日、分かった。92歳。群馬県出身。自宅は群馬県昭和村川額1175。葬儀・告別式は26日午前9時半から、自宅の雲昌寺で。

 徴兵でマニラ、ビルマなどを転戦。ビルマ戦線で敗戦し、中村さんの「吉本隊」約20人は捕虜収容所を回り、「荒城の月」や「さくら」などを合唱して日本兵の心を慰めた。戦後、竹山道雄が「ビルマの竪琴」として出版。56年に安井昌二、85年には中井貴一が水島上等兵を演じて映画化された。

 復員後、雲昌寺の住職に。ビルマ戦線の体験をもとに「ビルマの耳飾り」などの著作も残した。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081220-OHT1T00171.htm