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2008年12月20日(土) 06時02分

泥酔38歳医師、線路に侵入スポーツ報知

 神奈川・座間市では泥酔医師が線路内に立ち入り、電車を止める事件を起こした。19日午前零時ごろ、小田急小田原線小田急相模原駅近くの上り線路内で、自転車を押した男が歩いているのを下り電車の運転士が発見。駅員を通じて110番し、駆けつけた座間署員が、列車往来危険の現行犯で、国立相模原病院泌尿器科医長の医師・平井耕太郎容疑者(38)を逮捕した。

 調べによると、平井容疑者は18日夜、職場付近の居酒屋で忘年会に参加。酒を飲んだ後、通勤で利用している小田急江ノ島線東林間駅近くの駐輪場へ向かったという。数キロ離れた線路内で発見された時には上り電車が約1200メートル手前まで迫っており、発見が遅ければひかれていた可能性もあった。平井容疑者は署内で「申し訳ない、申し訳ない」と平謝りしているという。

 小田急によると、上下6本に最大30分の遅れがあり、約2500人が足止めされた。国立相模原病院は「連絡が取れないのでコメントを控えたい」としている

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081220-OHT1T00088.htm