＜オバマ次期米大統領＞科技担当補佐官にホルドレン氏起用（毎日新聞）

2008年12月20日(土) 23時41分

　【ワシントン及川正也】オバマ次期米大統領は２０日のラジオ演説で、地球温暖化対策の推進者であるジョン・ホルドレン米ハーバード大教授（６４）を科学技術担当の大統領補佐官に指名すると発表した。政府主導の気候変動対策を提唱しており、慎重姿勢だったブッシュ政権からの転換を印象付ける狙いがある。

　ホルドレン氏は核兵器廃絶の提唱者としても知られ、国際科学者団体「パグウォッシュ会議」が９５年ノーベル平和賞を受賞した際、同会議を代表して講演した。究極的核廃絶を目指すオバマ氏の核不拡散政策の一端も担う。

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