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2008年12月20日(土) 20時54分

<女子ボクシング>最年少の黒木選手、判定負け…ほろ苦初陣毎日新聞

 全国最年少の女子プロボクサー、黒木優子選手(17)=福岡市、中村学園女子高3年、関ジム=が20日、同市であったデビュー戦に挑んだが、判定負けを喫した。ほろ苦い初陣に「重圧で体が硬くなり何もできなかった」と涙を流した。

 リングに立ったのは所属ジム主催イベントのアトム級4回戦(4ラウンド)。かつてWBC(世界ボクシング評議会)女子部で世界14位だった西田久美子選手(36)=マナベジム=に、第1ラウンドでストレートを食らってダウンするなど経験の差は明らかだった。

 黒木選手はスキーで冬季国体に出場するなどスポーツ万能。ボクシングは警察官の父の勧めで中学2年から始め、持ち前の忍耐で厳しい鍛錬を重ねて今年4月にプロテスト(C級)に合格した。この日は防戦一方ながら時折ワンツーを繰り出して西田選手を追い詰め、素質の一端をうかがわせた。リングサイドで見守っていた関ジムの関博之会長(50)は「よくやった。負けたのは経験の差だけだ。初めて上がるリングにしては冷静だった」と初挑戦の頑張りをたたえた。

 グローブを外すと、「あしたは終業式。顔が腫れたままで学校に行きたくない」と高校生の顔をのぞかせたが、それも一瞬。「目標は世界王者。この悔しさを必ず生かしたい」。厳しい表情で悔しさをあらわにし、プロボクサーとしての矜持(きょうじ)を見せた。【倉岡一樹】

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