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2008年12月20日(土) 19時19分

甲子園ボウル、選手権制に=地方の普及、発展促進へ時事通信

 日本学生アメリカンフットボール協会は20日、大阪市内で理事会を開き、東西大学王座決定戦「甲子園ボウル」を早ければ来年から大学選手権の決勝に位置づけることで大筋合意した。全国8連盟の代表校が東と西に分かれてトーナメントを戦い、勝者が同ボウルで対戦する方式になりそうだ。
 甲子園ボウルは、関東と関西両リーグの優勝校が対戦し学生日本一を決める試合として知られるが、地方の大学が参加する道がないため「真の大学日本一を決める試合ではない」との批判もあった。この日の理事会でも選手権実施の要望があり、「地方の普及、発展を促進するという見地から」(平井英嗣日本協会理事長)大方の意見が一致した。甲子園ボウルの主管は今後も関西学生連盟、球場は持ち回りでなく甲子園球場で開催することでも合意した。来年1月に開かれる関西学生連盟の理事会で試合方式などが協議される。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081220-00000100-jij-spo