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2008年12月20日(土) 17時42分

地域活性学会が発足=研究者や民間人ら250人参加−東京時事通信

 各地の地域活性化の取り組みを支援するため、全国22大学の研究者らが中心となった「地域活性学会」(会長・清成忠男法政大学事顧問)が発足し、20日、法政大(東京都千代田区)で設立総会が開かれた。大学関係者のほか国や自治体、民間などから約250人が参加した。
 学会は、各地の地域活性化の事例を研究し、成果を別の地域に還元するなど、「行動する学会」を目指す。大学に限らず広く会員を集め、研究だけでなく、地域おこしの人材育成など具体的な支援策を探る。
 発起人代表の増田壽男同大総長は、あいさつで「疲弊している地域の活性化は大きな課題。研究のみならず実践的な課題を掲げて、地域に明るい未来をもたらすような学会になってほしい」と語った。総会後、地域活性化に関する記念講演とシンポジウムを開いた。 

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