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2008年12月19日(金) 23時28分

上海版「吉本新喜劇」旗揚げ=中国のお笑い市場に浸透なるか時事通信

 【上海19日時事】吉本興業は19日夜、上海市内の劇場で、地元の劇団員を起用した「上海吉本新喜劇」を初めて上演した。400人以上が詰め掛けた劇場は大きな笑いに包まれたが、中国のお笑い市場に「吉本」がどこまで浸透するのか今後が注目される。
 中国風にアレンジされた新喜劇の出演者は、既に地元で活躍してきた「上海市人民滑稽(こっけい)劇団」から選ばれた中国人32人。この日は14人が、飲食店を経営する子供のいない夫婦と捨て子をめぐる喜劇「ハッピー・ベビー」を演じた。吉本興業で40年の経験を持つ日本人ベテラン作家の中村進さんが脚本・演出を指導した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081219-00000238-jij-int