＜公安調査庁＞０９年版内外情勢…北朝鮮などに言及（毎日新聞）

2008年12月19日(金) 20時08分

　公安調査庁は１９日、国内外の治安情勢をまとめた０９年版内外情勢の回顧と展望を公表した。北朝鮮の動向について、金正日総書記が９月の建国６０周年事業に姿を現さなかったことを契機に健康異変説が浮上したことを挙げ、「今後、後継体制構築に向けた動きや、それに伴う幹部間の対立が生じる可能性もある」と指摘した。

　国内情勢では、オウム真理教（アレフに改称）からの脱退を表明し昨年５月に設立された「ひかりの輪」（上祐史浩代表）について、松本智津夫（麻原彰晃）死刑囚の影響力を払しょくしているように装って組織存続を図る「麻原隠し」路線だと指摘した。

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