記事登録
2008年12月19日(金) 11時50分

野党の雇用法案強行採決、河村官房長官が非難産経新聞

 河村建夫官房長官は19日午前の記者会見で「野党の雇用法案は大部分が政府の経済対策に含まれている。予算の裏付けや労使協議が必要なものもあるので、慎重な議論が必要と考えていた。短時間の審議で強行採決したのはいかがなものか」と非難。野党が年内の雇用対策実施を求めていることには「年内にやらなければならないという意識は共有しており、すでに実施しているものもある」と強調した。

 自民党の大島理森国対委員長も19日、「衆院で審議し、議論を何らかの形で生かしたい」と述べ、22日の衆院厚生労働委員会で審議した上で、24日にも衆院本会議で否決する方針を示した。

【関連ニュース】
「派遣切り」防止策など雇用4法案、参院で可決
雇用法案強行採決、与野党対立ますます激化 参院厚労委
民主、自民に“踏み絵” 「派遣切り防止」雇用関連4法案、参院採決へ
「泣いてる市民見過ごせない」 派遣切りや解雇に救いの手続々
内定取り消し…それなら和歌山においで! 22日に企業説明会

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081219-00000553-san-pol