2008年12月19日(金) 12時04分

Palm、モバイル用アプリケーションのオンライン ストアを開設（japan.internet.com）

Palm が新たにモバイル用アプリケーションのオンライン ストアを開設した。25種類を超える同社製端末向けの無料/有料アプリケーションを扱う。

開設の公式発表は行われず静かなスタートとなったが、『Software Store』と名づけられたこのオンライン ストアには、1000本の無料アプリケーションや2000本のゲームなど、合計5000本を超えるアプリケーションが揃っている。

アプリケーションは「Personal Productivity（個人用生産性ソフトウェア）」「Fun and Games（娯楽とゲーム）」「Professional（専門分野向けアプリケーション）」といったカテゴリに分かれており、端末の種類やプラットフォームごとにアプリケーションを一覧表示することも可能だ。全体は OS 別に大きく『Windows Mobile』用アプリケーションと『Palm OS』用アプリケーションに分かれている。

大勢の『Palm』端末ユーザーを引き付けておくにはこれで十分なのだろうか。Palm にコメントを求めたが、回答は得られなかった。

Palm プラットフォーム用のアプリケーションは長い間、多くのユーザーの支持を得てきた。他社製の端末に乗り換えるユーザーもいる中で、『Palm Treo』や『Palm Centro』などのユーザーの多くが Palm から離れようとしないのは、アプリケーションが大きな理由だ。

Palm は自社のサイト内にある『Shop MyPalm』を通じてソフトウェアを提供してきた。Shop MyPalm は現在も利用可能だ。それ以外にも、Palm ファンは Handango.com など、サードパーティのアプリケーション開発企業やアプリケーション販売店のサイトを訪れたり、移動体通信事業者のサイトでアプリケーションをダウンロードしたりできる。

Palm はモバイル用アプリケーション ストアに関して、Apple にはまだ数歩の後れを取っているが、Research In Motion (RIM) に先行していることは慰めになるだろう。

RIM は10月、同社初となる『Blackberry』用アプリケーションの公式オンライン ストアを2009年3月に開設する計画を発表している。

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『Blackberry』用アプリケーションの公式オンライン ストア
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