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2008年12月19日(金) 03時18分

デリバティブで154億損失の駒沢大、理事長を解任読売新聞

 駒沢大学(東京都世田谷区)がデリバティブ(金融派生商品)取引で154億円の損失を出した問題を巡り、18日、駒大の理事会が開かれ、宮本延雄理事長を解任することが決まった。

 駒大は外資系証券会社3社とデリバティブ契約を結んだが、世界的な金融危機の影響で今年3月末に53億円の含み損を抱えた。

 好転の見通しもないため、10月下旬、すべての契約を解除し、154億円の損失が確定。清算のためキャンパスやグラウンドなどを担保に都銀から110億円の融資を受ける事態となった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081219-00000011-yom-soci