【北京18日共同】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の治安機関、国家安全保衛部は十八日「われわれの首脳部に危害を加えよとの指令を(韓国の情報当局から)受けて行動していた
存在自体が公開されていない国家安全保衛部が対外的に発表を行うのは、昨年九月に外国人スパイの逮捕を記者会見で発表して以来で、極めて異例。
談話によると「李」は中朝国境付近で「
談話はこの事件以外に「わが国の核関連情報を得るため、主要軍需工場一帯の土や水、木の葉など環境試料を採取する任務を(韓国当局から)受けたスパイたちが一網打尽にされた」ほか、「地下教会の建設計画」や「人権侵害の資料を作成するアジト建設」も摘発されたなどと列挙。
「革命の首脳部(金総書記)に危害を加えようとする者は地の果てまで追跡し、必ず無慈悲な鉄ついを加えるのがわれわれの使命」と警告した。
一連の事件は、いずれも今年に入り明らかになったとしている。