記事登録
2008年12月19日(金) 00時00分

失業者へ宿泊施設提供 庄原中国新聞

 景気後退で住む場所を失った若い失業者を支援しようと、庄原市西城町大佐の特定非営利活動法人(NPO法人)「さとやま交流館」は18日、宿泊施設を原則無料で提供することを決めた。保証人は求めない。

 宿泊施設は軽量鉄骨2階建て延べ160平方メートル。提供するのは合宿用のワンルーム(20平方メートル)4室と、月2万5000円で貸している2DK(40平方メートル)1室。いずれもバス・トイレ・洗濯機・寝具付き。ガス、電気、水道代は実費。30歳代までの失業者が対象で、期間は1カ月程度としている。

 柳生寿憲理事長は「正月を屋根の下で過ごし、就職活動を頑張ってほしい。県北で就職してもいいという人がいれば、仕事の紹介もできる」と話している。電話0824(82)7171。

【写真説明】30歳代までの失業者に提供する宿泊施設。左後方は、さとやま交流館

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812190035.html