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2008年12月18日(木) 21時25分

野党の雇用対策法案、参院委で可決…与党は衆院で廃案目指す読売新聞

 参院厚生労働委員会は18日、民主、社民、国民新3党提出の雇用対策4法案を民主、社民両党の賛成多数で可決した。

 4法案は19日の参院本会議で可決、衆院に送付される。

 自民、公明両党は18日の委員会採決時に、岩本司委員長(民主)の席に詰め寄って抗議したが、岩本氏は両党が法案に反対したとみなし、賛成多数による可決を宣言した。19日の本会議では、4法案の採決を棄権する方針だ。与党は約2時間半の審議で採決に踏み切った民主党への反発を強め、岩本氏の解任決議案を江田参院議長に提出。衆院では4法案の審議を行わず、廃案とする構えだ。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081209-206556/news/20081218-OYT1T00719.htm