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2008年12月18日(木) 09時54分

楽天・井上 ゆうこりんの後輩で〜すデイリースポーツ

 出身は“こりん星”なんです-。楽天にドラフト4位で入団した井上雄介投手(22)=青学大=が17日、仙台市内で新人選手の球団施設見学に参加。人気タレント・小倉優子(25)の実家とはご近所で、小、中学校が同じだったことを明かした。“こりんボール”を習得して、芸能界で輝く大先輩に負けじと、プロ野球界でのブレークを目指す。
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 期待の本格派右腕が、自慢げに告白した。「小倉優子さんと同地区に住んでました。小学、中学校が同じです。家は300メートルくらいの距離ですかね」。
 小倉優子といえば、プロフィルでは千葉県・茂原市の生まれとなっているが、自称・こりん星の出身。井上も先輩に合わせるように「出身は…、こりん星です」と、やや照れながら明かした。
 井上の3歳年上となる小倉は、小学校時代からかわいくて有名な存在だったという。だが、井上によると「気づかないうちにいきなり、いなくなってしまった」。いつの間にか芸能界で活躍し、手の届かない存在になっていた。
 井上は高校野球の強豪・千葉経大付に進学し、3年夏の甲子園で4強に進出。青学大でもエースとして活躍し、楽天の指名を受けて念願のプロ入り。小倉の後を追うように、“華やかな世界”に足を踏み入れた。住む場所は違えど、ブレークした際には「ぜひ、会いたいです」と小倉との再会も熱望した。
 活躍を目指し、新球習得にも挑戦する。青学大時代は140キロ台中盤の直球にスライダー、カットボールのコンビネーションで勝負してきたが、野村克也監督(73)が緩急に有効なカーブを重要視していることを聞き、採り入れるという。カーブではなく「“こりんボール”という名前にします」と笑ったが、本気で習得するつもりだ。
 本拠地・Kスタ宮城のマウンドに上がると、この時ばかりは瞳の奥に鋭さが増した。「きれいなグラウンドで少しでも長く、1試合でも多く、1軍のマウンドに上がれるように頑張ります」。遠い惑星から来た異色右腕?は、力強く誓った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081218-00000023-dal-base