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2008年12月18日(木) 03時07分

野党の雇用対策法案、18日参院委可決へ…与党は退席方針読売新聞

 参院厚生労働委員会は17日の理事懇談会で、民主、社民、国民新3党提出の雇用対策4法案の質疑と採決を18日に行うことを岩本司委員長(民主)の職権で決めた。

 4法案は19日の参院本会議で野党3党の賛成多数で可決、衆院に送付される見通しだ。与党側は「法案には問題があり、十分な審議時間もない」と強く反発しており、衆院で継続審議とすることを検討している。

 民主党は25日の会期末を控え、1回の審議で採決まで行う日程で押し切った。与党は18日の委員会には出席するものの、採決時に退席する。

 19日の参院本会議では岩本委員長の解任決議案を提出し、4法案の採決時に退席するか、棄権する方針だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081218-00000003-yom-pol