2008年12月18日(木) 08時05分
「離党なら刺客」細田幹事長(産経新聞)
自民党の細田博之幹事長は17日、都内で講演し、政権批判を繰り返す加藤紘一元幹事長や渡辺喜美元行政改革担当相らを念頭に「離党するといったり、自民党の使命は終わったという大物もいるが、今さら離党しても次の選挙で刺客を送られるだけ。民主党も迎えてくれない」と述べた。
渡辺氏らの動きについては、すでに菅義偉選対副委員長が、「新党をつくるなら政党としてしっかり対応していく」と語り、離党者に自民党の新たな公認候補を「刺客」としてぶつける考えを示唆している。
一方、渡辺氏は同日夜、都内のパーティーで、「自民党から出ていけといわれており、はい出ていきますとは言ったことはないが、私の選挙区は刺客が用意されているようだ。万一そうなれば、私も刺客を募集して、逆刺客作戦をオールジャパンで展開する具合になる」などと反発した。
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