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2008年12月18日(木) 12時05分

米タイム誌が選ぶ「今年の顔」はバラク・オバマVARIETY

 年の瀬の風物詩となっている米タイム誌が選ぶ「今年の顔(パーソン・オブ・ザ・イヤー)」に、バラク・オバマ米次期大統領が選ばれた。史上初のアフリカ系アメリカ人大統領の誕生にメディアもスターも沸いた1年を象徴する結果といえる。

バラク・オバマ次期米大統領が表紙のタイム誌

 後に続く「上位入賞者(ランナーズ・アップ)」には、米大統領選の後半にメディアを盛り上げた共和党のサラ・ペイリン副大統領候補、北京五輪の開会式を華やかに指揮したチャン・イーモウ監督ら。

 一方、こちらも政治色が強い「重要人物たち(People Who Mattered)」のカテゴリーには、伝記映画“W.”が公開されたジョージ・W・ブッシュ米大統領、ペイリンともども大統領選を盛り上げた共和党のジョン・マケイン候補、同じくペイリンの物マネで一躍、ときの人となった女優、コメディアンのティナ・フェイ、民主党内の前哨戦でオバマと熱戦を繰り広げたヒラリー・クリントンをはじめ、コロンビアの人質事件から解放され、映画化のオファーが殺到している元コロンビア大統領候補イングリッド・ベタンクール(7月9日関連記事)、北京五輪で米国に金メダル・ラッシュをもたらした競泳のマイケル・フェルプス、『アイアンマン』のヒットで一気にカムバックを果たしたロバート・ダウニーJr.らが選ばれた。

 また今年、惜しまれながらこの世を去った人々として、ファッション界の帝王イヴ・サンローラン氏をはじめ、エンタテインメント界からは下記の名前があげられた(以下敬称略)。

●ボ・ディドリー
●アイザック・ヘイズ
●チャールトン・ヘストン
●ヒース・レジャー
●バーニー・マック
●アンソニー・ミンゲラ
●ポール・ニューマン
●シドニー・ポラック

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