亀井容疑者自らヤミ金従業員採用（産経新聞）

2008年12月18日(木) 16時03分

　大阪府八尾市の主婦ら３人がヤミ金融グループの取り立てを苦に心中した事件で、亀井浩次容疑者（４１）が那覇市を拠点にしていたヤミ金融グループの従業員を雇う際、自ら面接していたことが１８日、分かった。亀井容疑者はグループとのかかわりを否認しているが、府警は、亀井容疑者が従業員の採用段階から業務に関与していたとみて追及する。府警は同日、出資法違反容疑などで亀井容疑者を大阪地検に送検した。

　調べでは、亀井容疑者は平成１６年６月〜１８年２月ごろまでの間、那覇市に拠点を置き、７つのヤミ金グループを傘下におさめる組織を指揮。うち３グループは同市で活動させていた。

　亀井容疑者は当時、本名は明かさず、従業員には「社長」と呼ばせていた。しかし、複数の元従業員は府警の調べに「社長と面接して採用された」と証言しているという。

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