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2008年12月16日(火) 00時41分

公明との協力見直しも=衆院選、「比例渡していいのか」−自民・古賀氏時事通信

 自民党の古賀誠選対委員長は15日夜、都内で各派事務総長らと会談し、次期衆院選について「180の比例代表をみすみす公明党に渡していいのか。自民党の政策で選挙を戦わないと弱体化する」と述べた。比例での公明党との協力関係を見直し、同党への投票呼び掛け禁止を徹底する考えを示唆した発言で、公明党の反発は必至とみられる。
 古賀氏の発言について、公明党幹部は15日深夜、「真意を確かめないといけない」と語った。
 自民党は公明党と連立を組んで以降の衆院選で、小選挙区候補が当選を確実にするため、比例は公明党に投票するよう呼び掛けることを事実上容認してきた。次期衆院選は苦戦が予想されるとして、これを取りやめる方針を既に打ち出しているが、古賀氏の発言はさらに踏み込んだものだ。
 古賀氏は会談で、「小選挙区は自民、比例も自民(と訴えるべき)だ」とも発言。同席した菅義偉選対副委員長は「わたしも古賀氏も公明党から推薦を受けていない」と語った。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081216-00000004-jij-pol