記事登録
2008年12月16日(火) 20時34分

司法修習生113人“落第”、合格率は向上産経新聞

 最高裁は16日、司法試験に合格した司法修習生の卒業試験(考試)結果を発表した。全受験者1844人のうち、合格者は1731人、不合格者113人で、不合格率は6・1%。昨年の不合格率7・2%から合格率はアップした。

 最高裁によると考試は11月19〜26日にかけて実施。全受験者中で法科大学院2期生は1811人、うち不合格者は101人で、不合格率は5・6%。昨年の1期生の不合格率は約6%だった。不合格者は、再び修習生に採用されれば、来年8月の考試を受けられる。

【関連記事】
実力ばらつく司法修習生 「基本原則」理解せず 最高裁報告書
「就職できない!」 法科大学院修了者の新司法試験の合格率低迷
法科大学院修了者 司法試験落ちれば「ニート」続々
ブログ書き込みで司法修習生を厳重注意 長崎県弁護士会
弁護士の卵も就職難? 未定者が倍増、日弁連調査

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081216-00000571-san-soci